カテゴリー: 概説

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キルギスタンの山々

キルギスタンの山域地図

キルギスの山々は、主に天山山脈パミール高原の二つの大規模な山塊からなっており、その地質学的性質も異なっています。キルギスタンの地理を把握する上では、広義の天山山系をさらに7つに分けて、下の図のように便宜的に8つの山域として考えることができます。それぞれの地域にはさらにいくつかの長大な山々の連なりがあり、全土にははおよそ88の山脈があると言われています

キルギス共和国

風に棚引くキルギス共和国国旗と英雄マナスと愛馬アククラの像

キルギス共和国は、かつては旧ソビエト連邦の自治国の一つでキルギスタンと呼ばれ、1991年前後に独立した中央アジア諸国の中では、事実上唯一の民主主義国家です。ユーラシアの真ん中に位置にしているとも言える内陸国で、水の恵みをもたらす天山山脈と乾燥した草原の間の比較的豊かな土地に、シルクロードが栄えた時代から騎馬遊牧民として知られたクルグズ(人)を中心とするテュルク系諸民族と、ロシア系やドンガン(東干:回族)系の住民などが多様な文化と社会を築いています。統計上は金の採掘が主な輸出産業ですが、牧畜や農業も依然として重要な生活基盤であり、未だ秘められた自然景観や歴史遺産を活かした観光業にも期待がかかっています。